「K-NET工法」とは、在来工法と金物工法を融合させた「APS工法」に、当社独自の技術を組み合わせることで耐震性・耐火性・省エネ性・快適性を極限に高めた木造住宅工法です。
最も理想に近い木造住宅
在来軸組工法
K-NET工法
従来の木造在来工法は、柱と梁に大きな欠け込みをいれて繋ぎ合わせ、金物で補強するものです。
しかし、これには主要構造体が断面欠損によって傷められ、強度が低下する欠点があります。これに対して兼六の「K-NET工法」は、断面欠損を可能な限り小さくするとともに、構造体の中心に金物を内蔵し、繋ぎ目をピンで一体的に補強することで、接合強度を最大限に引き出します。さらに多岐にわたる優れた性能を付加し、最も理想に近い木造住宅を実現しています。
しかし、これには主要構造体が断面欠損によって傷められ、強度が低下する欠点があります。これに対して兼六の「K-NET工法」は、断面欠損を可能な限り小さくするとともに、構造体の中心に金物を内蔵し、繋ぎ目をピンで一体的に補強することで、接合強度を最大限に引き出します。さらに多岐にわたる優れた性能を付加し、最も理想に近い木造住宅を実現しています。
マンホールにも使われる高耐久金物素材
金物の主素材にはダクタイル鋳鉄+銅を使用し、構造体の長寿命化を追求。
ダクタイル鋳鉄はマンホールの蓋やガス管などに多く用いられており、耐久性と強度は通常の鉄の数倍あります。
また、弾力性があるため、大きな力が加わっても破断しにくいという特徴があります。
ダクタイル鋳鉄はマンホールの蓋やガス管などに多く用いられており、耐久性と強度は通常の鉄の数倍あります。
また、弾力性があるため、大きな力が加わっても破断しにくいという特徴があります。
火に強く、崩れ落ちにくさを発揮
45分燃焼実験後の木材
「K-NET工法」はあらゆる柱と梁を直接繋ぎ、埋め込んだピンで補強するため隙間がなく、火災に強い工法です。
木は表面が炭化することで、火が内部まで通りにくくなります。万一火災が発生すると鉄は強度が急低下して変形するのに対し、木は強度低下のスピードは緩やかで、梁が崩れ落ちにくく、焼けおちるまでの時間を長くします。
木は表面が炭化することで、火が内部まで通りにくくなります。万一火災が発生すると鉄は強度が急低下して変形するのに対し、木は強度低下のスピードは緩やかで、梁が崩れ落ちにくく、焼けおちるまでの時間を長くします。
高い気密性で、結露を防ぎます
一般金物工法
K-NET工法
一般金物工法は仕口形状から金物が露出して隙間ができるため、ともに結露の可能性があります。
これに対してピンを木材の中に埋め込む「K-NET工法」は、接合部に隙間ができないため空気の流れを完全に遮断。
高い気密性と断熱性によって結露や階上の音漏れも防ぎます。
これに対してピンを木材の中に埋め込む「K-NET工法」は、接合部に隙間ができないため空気の流れを完全に遮断。
高い気密性と断熱性によって結露や階上の音漏れも防ぎます。
木痩せするほど、より強固に
一般金物工法
K-NET工法
木が経年変化で収縮して細っていく現象を、「木痩せ」といいます。「K-NET工法」は、木材同士がしっかり接合されている上に、先端の逆ネジで木材を直接引き寄せ、木材の中心に穴を開けています。このため木痩せするほど木が締まっていき、より強固な構造体になります。
金物が露出しない、美しい仕上がり
在来軸組工法
K-NET工法
在来軸組工法では羽子板ボルトなどの金物が露出し、仕口に隙間ができるなど、意匠的に問題がありました。
一方、ピンを木の中に埋め込む「K-NET工法」は、すっきり美しい仕上がりを実現します。高い強度が大空間設計を可能にし、デザインや間取りの自由度が高い点が特徴。長期荷重を仕口が支えるため、ドリフトピンにヒビが入りにくい設計です。
一方、ピンを木の中に埋め込む「K-NET工法」は、すっきり美しい仕上がりを実現します。高い強度が大空間設計を可能にし、デザインや間取りの自由度が高い点が特徴。長期荷重を仕口が支えるため、ドリフトピンにヒビが入りにくい設計です。
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